GDHは,同社のグループ会社であるゴンゾロッソがサービス中のMMORPG「パンドラサーガ」を,台湾のGamania Digital Entertainmentの運営で,中国,台湾,香港,マカオで展開することを明らかにした。各国でのサービスは,2008年秋頃より順次開始される予定。
パンドラサーガは,ゴンゾロッソにとって初めての“日本製オリジナルMMORPG”。中世ヨーロッパ風のファンタジー世界を舞台に,三つの国が覇権争いを繰り広げる設定の作品だ。日本では,2月21日から正式サービスが行われており,4月12日にはパンドラサーガの目玉である国家間の大規模戦争イベントもスタートしている。
ゴンゾロッソは,台湾に籍を置く子会社のGoldsky Digital Technology Limitedなどを通じ,アジア地域をはじめとしたオンラインゲームの海外展開を推進している。しかし,パンドラサーガに関しては,アジア地域に幅広い基盤と豊富な運営実績を持つGamania Digital Entertainmentにその運営を託すことになった。
少し前まで,日本でサービスされるオンラインゲームのほとんどは,韓国で開発されたものだったが,最近では,中国や台湾で開発されたものの存在感も増してきている。今回の動きは,まさにその反対。日本のオンラインゲームが,アジアに進出するという形である。それだけに,今後のオンラインゲーム業界の動向を占ううえで,パンドラサーガ海外進出の成否には大きな注目が集まりそうだ。
■「パンドラサーガ」 http://pandorasaga.com/
引用元:三國志 専門サイト
0 件のコメント:
コメントを投稿